本日は、肩こりや五十肩の共通の原因がありますのでお伝えしたいと思います。
肩こりになったら、五十肩になりやすいですし、逆に五十肩になるような人は肩こりになりやすいです。
肩こりや五十肩といった問題は、現代社会で多くの人々が直面する健康上の課題です。
その一因として挙げられるのが、上腕三頭筋の筋力低下です。
上腕三頭筋は、羽状筋(うじょうきん)に分類される筋肉であり、その特性上、他の筋肉に比べて筋力低下が起こりやすい傾向があります。
羽状筋は、肩甲骨の後ろから上腕にかけて、腕の後ろ側に広がる大きな筋肉であり、肩の動きを支える重要な役割を果たしています。
現代の多くの人々は、デスクワークやスマートフォンの使用などで姿勢が悪くなり、これによって上腕三頭筋の筋力低下が加速的におとずれることがあります。
筋力低下が進むと、前側の上腕二頭筋は筋力低下は起こしにくいので、肩関節のバランスが崩れ、肩が前側に引っ張られる形になります。
これが肩こりや五十肩の原因のひとつとなります。肩こりや五十肩を解消するためには、上腕三頭筋の筋力を回復させることが重要です。適切なストレッチや筋力トレーニングを行うことで、筋肉のバランスを整えることができます。
改善策としては、ダンベルを持ち上げる(肩より上に)、壁をおす壁腕立て伏せや、ゴムバンドを使った三頭筋のトレーニングも有効です。
また日常生活での姿勢や動作に気をつけることも大切です。例えば、長時間同じ姿勢を保つ場合は、定期的にストレッチや休憩を取ること姿勢を気にするが肩の負担を軽減するのに役立ちます。
肩こりや五十肩でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談下さい。